エアミルクについて

こんにちは 佐渡山です。
今日はエアミルクというものについてお話したいと思います。

まずエアミルクとは…
セメントをペースト状にして均一に敷き均したり、狭小な箇所に流しこむものをセメントミルクと呼びます。
今回使用したエアミルクというものはセメントミルクに気泡材を混合したものです。

「 エアミルク = セメントミルク + 気包材 」

エアミルクの用途は、
道路の下に埋設されている古い管を新しい管に布設替えし、
古い管を撤去する時に、支障物があったりなんらかの理由で撤去することができない場合に、
古い管は残置となります。
残置した管は水が入っていないため道路下に空洞ができる形になり、空洞に土が入ると道路が陥没する恐れがあります。

その状態を防ぐためにからっぽになった管にセメントを流しこみ閉塞させます。
そこで流し込むのがエアミルクです。
セメントミルクに気包材を混ぜ合わせます
ペースト状のセメント(セメントミルク)に気泡材を混ぜていきます。
注入したセメントの強度と質量が重くなりすぎて、重みで道路の沈下、陥没がないようにバランスよく配合します。




計量1
この配合は、試験室で検査したデータを元に厳密に計量して行われます。
計量2

↓ フロー測定はエアミルクの広がりやすさ(流入しやすさ)を確認します。

フロー測定
フロー測定
そうやって現場で配合、検査、確認されたものを残置する管の中に注入します

注入1
<エアミルクの注入作業>
ちゃんと注入できたかどうかは注入する側の管の反対側に同じように配管を立ち上げ
注入する際の管内の空気を抜きながらあふれてくるのを待ちます。
注入2
<エアミルクの注入作業>
反対側に立ち上げた配管
注入3
<エアミルクの注入作業>
反対側に立ち上げた配管から溢れたエアミルク
以上で注入作業は完了です。

これで十分硬化時間をとったあと、確認のために立ち上げた配管部分を再度掘削して撤去します。

公共の道路や水源確保などのライフラインの工事に携わるということは
道路の維持管理や配管作業、撤去できない部分の処理方法など様々な影響があって
そのひとつひとつに重要な意味や責任が伴うんだなと思いました。

それでは、また。
611b3b31a4153fa475942790b202c542
本日は佐渡山が担当しました。