道路の舗装についてのおはなし

こんにちは 佐渡山です。

今日は道路の舗装の話をさせていただこうと思います。
ひとことに舗装と言っても実は舗装にもいろんな種類があります。
道路の目的、耐加重、経済性などを考慮して使用される種類が決まります。

道路の表面は<密粒>という種類の舗装が一番多い

おそらく一番多く使われているのが<密粒>と呼ばれる種類です。

密粒は、強度・経済性ともに一番バランスがいい種類で、
使われている粒の大きさもバランスよく車道や歩道などに多く使われ
舗装の表層に用いられるため転圧して仕上げた時の仕上げもきれいになります。

密粒敷き均し
<密粒>敷き均し作業のようす
密粒転圧
<密粒>転圧作業のようす
密粒完了
<密粒>舗装完了のようす

道路の下地は<粗粒>

粗粒敷き均し
<粗粒>敷き均し作業のようす
粗粒完了
<粗粒>舗装完了のようす
また、舗装をする箇所の下地として使用されるのが<粗粒>という種類になります。

交通量の多い幹線道路などで、
舗装の厚みを確保し、道路に強度が多く求められるときに使われます。

字の通り粒が粗いので仕上げには適していませんが
強度は充分に期待できるため下地材にはうってつけと言えます。

水はけをよくするには<開粒>

次に<開粒>
道路舗装に求められる条件として、
①人や車が通行できる強度
②平坦性
③施工完了時の交通開放時間の早さ
降雨時の水はけの良さ          がありますが、
<開粒>は、水はけの良さに特化した材料です。

密粒などの道路では道路の中心を少し盛り上げて
勾配を持たせて両端に設置されているL形などに雨などを導いて水はけをよくする設計となっていますが、
開粒は両端にL形などがなく、雨などの行き場がないときなどに使用されます。

アスファルトの粒同士がくっついてはいるものの小さな隙間が開いていて、
そこに雨などが浸透する仕組みです。

開粒敷き均し
<開粒>敷き均し作業のようす
この他にも平坦性に特化した細粒やバス停などの強度のほかに耐油性、難燃性が求められるときに使われる、
ペースト状にしたセメントでコーティングされた半たわみ性舗装など様々な種類があります。
フィニッシャー
道路舗装に使う<フィニッシャー>
タイヤローラー
道路舗装に使う<タイヤローラー>
アスファルト舗装はいろんな研究が進み、
水はけのよさや車が通過した時の騒音の低減や、時折社会問題となる舗装化が
進んだために起きるヒートアイランド現象の対策のための舗装など
様々な種類が今後出てくるかもしれません。

快適な生活に欠かせない道路と舗装。今後の発展が楽しみです。
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本日は佐渡山が担当しました。