豆知識

トイレの「節水」が逆効果?プロが教える、詰まりを防いで水道代を賢く浮かす新常識

東京都東村山市で、地域の皆様の快適な水回りライフをサポートしている有限会社菊池工業所です。

毎日、家族全員が何度も使う「トイレ」。
「最近、水道代が上がった気がするから節水しなきゃ」
「トイレの中にペットボトルを入れると節水になるって聞いたけど本当?」
「流した後の音が以前と違う気がする……」

そんな悩みや疑問をお持ちではありませんか?実は、トイレの「節水」には、間違った知識で行うと「配管の全取っ替え」という数十万円単位の修理費用を招く恐れがある、恐ろしい落とし穴が潜んでいます。

今回は、水道修理の現場で数多くの「失敗」を見てきたプロの視点から、家計を守り、住まいを長持ちさせるための「正しいトイレの知識」を徹底解説します。

Ⅰ.昭和・平成の「節水裏ワザ」は、実は家の寿命を縮めていた?
インターネットや昔の生活知恵袋でよく見かける「タンクの中に水の入ったペットボトルを入れる」という節水術。実はこれ、私たち水道修理業者からすると「絶対にやってほしくないNG行為」の筆頭です。

なぜペットボトル節水はダメなのか?
理由は大きく分けて3つあります。

水圧不足による「奥での詰まり」

トイレの便器は、計算し尽くされた水の量と勢い(水圧)で汚物を排水管の先まで押し流すように設計されています。ペットボトルで無理やり水量を減らすと、便器は流せても、その先の「床下の排水管」の途中でトイレットペーパーが止まってしまいます。これが積み重なると、管が完全に塞がってしまいます。

タンク内部品の破損

タンクの中には、浮き玉やゴムフロートといった繊細な部品が詰まっています。ペットボトルがこれらに干渉すると、水が止まらなくなったり、逆に流れなくなったりする故障の原因になります。

洗浄力の低下

最近のトイレはもともと節水設計ですが、古いトイレで無理に水を減らすと、便器内に汚れが残りやすくなり、結局2回流すことになって逆効果です。


Ⅱ.知らないと損!「大」と「小」のレバーを使い分ける本当の理由
皆さんは、トイレを流す時に「大」と「小」のレバーを正しく使い分けていますか?
「どっちでも流れるから、いつも小で済ませている」という方は要注意です。

役割の違いをプロが解説
実は「大」と「小」では、流れる水の量だけでなく、「流れる時間」も違います。
「大」は、便器から排水管、そして家全体のメイン排水管(横引き管)を通って、外の公共下水道まで一気に汚物を運び出すパワーを持っています。

一方で「小」は、あくまで尿を流すための設定。トイレットペーパーを多めに使った時に「小」で流すと、ペーパーが排水管のカーブで引っかかり、数日後に突然「逆流」してくる……なんてことも珍しくありません。

【プロのアドバイス】
トイレットペーパーを1メートル以上使ったなら、たとえ用足しが「小」であっても、「大」で流すのが正解です。数円の水道代を惜しんで、数万円の詰まり抜き作業を呼ぶことになるのは非常にもったいないですよね。


Ⅲ.「最近のトイレは詰まりやすい」は本当か?
よくお客様から「昔のトイレはドバーッと流れたのに、最近のはチョロチョロしか流れないから不安」という声をいただきます。

確かに、20年前のトイレは1回に約13リットルもの水を使っていました。それが最新機種では、なんと約3.8〜4.8リットル。3分の1以下の水量です。

それでも詰まらない「渦(うず)」の技術
最新のトイレ(TOTOの「トルネード洗浄」など)は、少ない水でも効率よく洗えるよう、水の出し方を工夫しています。水圧に頼るのではなく、「渦を巻くような水流」で汚れを包み込んで落とす仕組みです。

ただし、注意点が一つあります。「トイレ本体は最新でも、床下の配管は古いまま」という場合です。
昔の13リットル流す前提で設置された古い配管は、勾配(傾斜)が緩やかなことがあります。そこに最新の節水トイレを設置すると、水の勢いが足りず、汚れが配管途中で停滞しやすくなるのです。

こうした「配管のクセ」を見抜いて設置できるかどうかが、私たち地元業者の腕の見せ所です。


Ⅳ.トイレの「ボコボコ音」と「水位の低下」は危険信号
キッチンの時と同様、トイレからも「異音」が聞こえることがあります。これらは緊急性が高いサインです。

流した後に「ボコッ」という音がする

排水管のどこかが詰まりかけており、空気が逆流しています。

便器の水位がいつもより低い

配管内に詰まりがあり、サイフォンの原理で水が引っ張られてしまっている、あるいは、排水管のどこかで漏水している可能性があります。

床から水がじわっと染み出す

便器と排水管をつなぐ「フランジ」という部品の劣化か、詰まりによる逆流です。床材が腐食する前に修理が必要です。

これらの症状が出た時、ラバーカップ(スッポン)を使っても解消しない場合は、無理に何度も流さないでください。状況を悪化させ、汚水が溢れる原因になります。


Ⅴ.【豆知識】非常時に「バケツの水」で流す正しい方法
地震や台風などの停電・断水時、あるいは故障中にバケツで水を流す際のコツをご存知でしょうか?ただ上からドバドバかけるだけでは、汚れは流れていきません。

周囲を養生する

新聞紙やビニールを敷きます(水跳ねがすごいため)。

一気に投入する

便器の排水口を狙って、5〜8リットル程度の水を一気に流し込みます。これにより「サイフォン現象」を無理やり起こし、汚物を吸い込ませます。

追い水をする

最後に静かに3リットルほど注ぎ、便器内に溜まっている水(封水)を元の高さまで戻します。

※最近のタンクレストイレなどは、非常用の手動レバーが隠れている機種も多いです。一度ご自宅のトイレの説明書を確認しておくことを強くお勧めします!


Ⅵ.東村山市でトイレの相談をするなら「菊池工業所」へ
水回りの悩みは、どこに相談すればいいか迷いますよね。大手水道修理チェーンも多いですが、地元・東村山市で40年以上続く菊池工業所には、選ばれる理由があります。

① 「直す」か「替える」か、正直に提案します
「まだ部品交換で10年使えますよ」というケースと、「修理代が3万円かかるなら、節水効果で元が取れる最新機種に替えた方がお得ですよ」というケースがあります。私たちは、お客様にとってのメリットを一番に考え、正直にアドバイスします。

② 補助金制度の活用アドバイス
東村山市や国が行っている「リフォーム」の補助金が使える場合があります。複雑な申請の手続きも、地元の業者だからこそ把握しています。

③ 駆けつけの速さと、アフターフォロー
一度お伺いしたお客様のカルテは、大切に保管しています。「以前、キッチンの蛇口を直してもらった菊池さん」と、地域の「かかりつけ医」のような存在でありたいと考えています。

まとめ

トイレは「住まいの健康」を映す鏡
トイレは毎日、家族の健康を支える大切な場所です。
「なんとなく調子が悪いかな?」と感じたら、それは大きなトラブルを未然に防ぐチャンスです。

ご自身での無理な「節水」や「修理」で状況を悪化させてしまう前に、ぜひ一度、プロの点検を受けてみませんか?

「ブログを読んで、自宅の流し方が合っているか不安になった」
そんなお問い合わせも大歓迎です!

菊池工業所では、東京都東村山市周辺
清瀬市、東久留米市、東大和市、小金井市、小平市、西東京市、埼玉県所沢市などのリフォームを行っております。
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住まいの状況に合わせた改善方法をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

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