トイレの寿命は何年?交換時期のサインと絶対に放置してはいけない危険な症状
毎日当たり前のように使っているトイレですが、形あるものである以上、いつかは必ず寿命がやってきます。しかし、テレビや冷蔵庫のように「突然電源が入らなくなる」といった分かりやすい壊れ方をしないことが多いため、「まだ使えるから」と、ちょっとした不調を見て見ぬ振りをして使い続けているご家庭が非常に多いのが実情です。
実は、ちょっとした不調を放置した結果、ある日突然水が溢れ出して床が水浸しになったり、高額な水道代の請求が来て驚いたり、最悪の場合は火災などの大きな事故に繋がることもあります。
トイレの「本当の寿命」と、見逃してはいけない「交換・修理のサイン」について分かりやすく解説いたします。
ご自宅のトイレがまだ安全に使える状態なのか、ぜひこの記事を読みながら一緒にチェックしてみてください。
第1章:トイレの寿命は「3つの部分」でそれぞれ違う!
「トイレの寿命って何年くらいですか?」とお客様からご質問いただくことがよくあります。
実は、トイレの寿命は「10年です」と一言で答えることができません。なぜなら、トイレは大きく分けて「3つの部分」からできており、それぞれ寿命がバラバラだからです。
1.便器そのもの(陶器の部分)の寿命は「ずっと(100年以上)」
私たちが座ったり、水が溜まっている便器や、水が入っている大きなタンクの外側の部分は、「陶器(焼き物)」でできています。お茶碗や湯呑みと同じ素材ですね。
この陶器の部分は非常に丈夫で、ヒビが入ったり割れたりしない限り、基本的には何十年でも、極端に言えば100年以上でも使い続けることができます。「便器自体」の寿命はとても長いのです。
2.タンクの中の「部品・パッキン」の寿命は「約10年〜15年」
陶器は長持ちしますが、問題はタンクの中に入っている「水を止めたり流したりするための部品」や、配管のつなぎ目にある「ゴムパッキン」です。
これらの部品はプラスチックやゴムでできているため、水に浸かりっぱなしの状態で毎日何回も動かしていると、だんだんと削れたり、ゴムが硬くなって劣化していきます。
この部品の寿命の目安が、だいたい「10年から15年」と言われています。
3.ウォシュレット(温水洗浄便座)の寿命は「約7年〜10年」
今や多くのご家庭で使われているウォシュレットは、便器とは違い「電気製品(家電)」です。お湯を沸かしたり、ノズルを動かしたり、便座を温めたりするために、中には細かいコンピューターの基盤や配線がたくさん詰まっています。
テレビや洗濯機と同じように、家電製品の寿命の目安は「約7年から10年」です。10年を過ぎると、ボタンを押しても水が出なくなったり、便座が温まらなくなったりといった故障が急に増えてきます。
つまり、「トイレ全体」を快適に、そしてトラブルなく安全に使える寿命の目安は、一番壊れやすい部品やウォシュレットに合わせて「10年から15年」と考えておくのが正解なのです。
第2章:そろそろ交換?トイレが発する「5つのSOSサイン」
トイレが10年〜15年経ってくると、完全に壊れる前に、必ずちょっとした「SOSのサイン」を出し始めます。以下のような症状に心当たりはありませんか?
サイン1:水が「チョロチョロ」と流れ続けて止まらない
トイレを流した後、数分経っても便器の中に水がチョロチョロと少しずつ流れ続けている症状です。タンクの横に耳を澄ますと「シューッ」という水が出る音が聞こえ続けることもあります。
これは、タンクの中にある「水の出口を塞ぐゴムのフタ」が古くなって縮んだり、浮き球という部品が引っかかったりして、水が完全に止まらなくなっている証拠です。
サイン2:レバーを回してもスカスカする、元に戻らない
水を流すためにレバーを回した時、手応えがなく「スカッ」としたり、回したレバーが元の位置に戻らず、手で戻さないといけない症状です。
これは、レバーとタンクの中の部品を繋いでいる鎖(チェーン)が切れたり、絡まったりしているか、レバー自体のサビや劣化が原因です。放置すると、ある日突然、レバーを回しても水が全く流れなくなってしまいます。
サイン3:便器の黒ずみや汚れが、こすっても落ちない
昔の便器は、お掃除をしてもすぐに黒ずみができたり、尿の黄ばみがこびりついて取れなくなったりします。これは、長年の使用によって、目に見えない便器の表面のツルツルしたコーティングが剥がれてしまい、細かい傷の中に汚れが入り込んでしまっているからです。
どんなに強力な洗剤でゴシゴシこすってもすぐに汚れてしまう場合は、便器の表面の寿命が来ているサインです。
サイン4:トイレの中がなんとなくいつも「クサイ」
芳香剤を置いたり、床や便器を毎日掃除しているのに、なぜかトイレに入ると「アンモニア臭」や「下水のような嫌なニオイ」が取れないことはありませんか?
これは、古くなった便器と床の隙間や、ウォシュレットの隙間に、長年の汚れが入り込んで固まっている可能性が高いです。また、下水に通じる配管のパッキンが劣化して、下水のニオイが上がってきているサインでもあります。
サイン5:ウォシュレットのお湯が冷たい、水圧が弱い
「おしり洗浄」のボタンを押しても水が出るまでに時間がかかったり、お湯が出ずに冷たい水ばかり出たり、水流が弱々しくなってきたら、ウォシュレットの寿命のサインです。内部のセンサーやヒーターが弱ってきています。
これらの症状は、「まだ使えるから」と放置していると、ある日突然大きなトラブルに発展する前兆です。一つでも当てはまるものがあれば、早めに専門業者に見てもらうことをおすすめします。
第3章:絶対に放置NG!命や家に関わる「3つの危険な症状」
第2章のサインは「早めの点検をおすすめする」レベルですが、ここからご紹介する3つの症状は「今すぐ使うのをやめて、業者を呼んでください!」という非常に危険なレベルです。絶対に放置してはいけません。
危険1:便器やタンクの外側に「水が漏れている」
「トイレの床がいつも少し濡れている気がする」
「便器の足元に水たまりができている」
これは非常に危険です。便器と床のつなぎ目や、タンクと便器のつなぎ目のパッキンが完全に劣化して、水が漏れ出しています。
ポタポタという少しの水漏れでも絶対に侮ってはいけません。床材の下に水が染み込むと、床の木材を腐らせてしまい、最終的には床が抜け落ちてしまう大掛かりな工事が必要になります。また、マンションの場合は下の階の天井へ水漏れしてしまい、何百万円もの損害賠償問題に発展する恐ろしいケースも多発しています。
危険2:便器やタンクに「ヒビ割れ」がある
硬いものを落としたりして、便器やタンクの陶器部分にヒビが入ってしまった場合。「ほんの少しのヒビだし、ガムテープを貼っておけば大丈夫だろう」というのは絶対にやめてください。
陶器は一度ヒビが入ると、そこから一気にパカッと大きく割れる性質を持っています。もし座っている時に便器が割れたら、陶器の鋭い破片で大怪我をしてしまいます。また、タンクが割れれば、中に溜まっている何十リットルもの水が滝のように一気に床へ流れ出し、あっという間に家の中が水浸しになってしまいます。ヒビを見つけたら、絶対に水を使用しないでください。
危険3:ウォシュレットから「焦げ臭いニオイ」や「異常な熱」がする
ウォシュレットを使っている時、またはトイレに入った時に「なんだかプラスチックが焦げたようなニオイがする」「便座が異常に熱くなっている」「本体から変な音がする」といった症状がある場合は、今すぐウォシュレットの電源プラグをコンセントから抜いてください。
これは内部の電気配線がショート(異常発熱)している証拠です。「たまたま調子が悪いだけかも」と使い続けると、発火して火災を引き起こす恐れがあり、大変危険です。実際、古いウォシュレットからの出火事故は毎年報告されています。
第4章:修理で直す?思い切って「まるごと交換」する?
トイレの調子が悪くなった時、「悪くなった部品だけを修理する」か、「この際だから便器ごと新しく交換する」か、どちらが良いのか迷いますよね。プロの目線から、その判断の基準をお教えします。
「10年未満」なら、まずは修理を検討
トイレを設置してからまだ10年経っていない場合は、タンクの中のゴムパッキンや、レバーなどの部品の交換だけで直るケースがほとんどです。費用も数千円〜数万円程度で済むため、まずは修理をおすすめします。
「10年以上」なら、「まるごと交換」の方が結果的にお得!
15年、20年と長く使っているトイレが故障した場合、私たちは思い切って「トイレ全体の交換(リフォーム)」をおすすめしています。それには理由があります。
理由1:メーカーの「部品」がもう製造されていない
トイレの部品は、製品の生産が終わってから10年程度で製造されなくなります。つまり、15年前のトイレの部品は、メーカーに問い合わせても「もう在庫がありません」と言われてしまい、修理したくてもできないケースが非常に多いのです。
理由2:一つ直しても、次々に別の場所が壊れる
15年経っているということは、すべての部品が寿命を迎えている状態です。今回水漏れを直しても、来月にはレバーが壊れ、再来月にはウォシュレットが壊れる…と、何度も業者を呼んで修理代を払い続けることになり、結果的に新品を買うよりも高くついてしまうことがよくあります。
理由3:最新のトイレは「水道代」が劇的に安くなる!
これが一番大きな理由です。約15年〜20年前のトイレは、1回流すのに「約13リットル」もの大量の水を使っていました。
しかし、今の最新式のトイレは、わずか「約4〜5リットル」の水でキレイに流すことができます。使う水の量がなんと3分1以下になっているのです!
これにより、4人家族の場合、古いトイレから最新のトイレに交換するだけで、「1年間で約15,000円分もの水道代が節約できる」というデータがあります。
10年使えば15万円の節約です。こまごまと修理を続けるよりも、最新の節水トイレに交換してしまった方が、長い目で見ると家計にとても優しいのです。
さらに、最新のトイレはフチがなくてサッと拭くだけで掃除が終わったり、自動で除菌して汚れをつきにくくする機能など、忙しいご家族の手間を減らしてくれる素晴らしい機能がたくさんついています。
まとめ:トイレの不安は、東村山市の菊池工業所へすぐにご相談を!
いかがでしたでしょうか?
「トイレは陶器だから一生使える」と思っていた方も多かったかもしれません。しかし、中の見えない部品や電気部分は、毎日過酷な環境で働き続け、10年〜15年でしっかりと寿命を迎えています。
「水がチョロチョロ止まらない」「なんとなくニオイがする」といった小さなサインを見逃さず、そして「水漏れ」や「焦げ臭いニオイ」などの危険な症状が出たら、一刻も早く専門業者にご相談ください。
「うちのトイレ、もう15年経つけど大丈夫かな?」
「少し水が漏れているけれど、修理で直るか、交換した方がいいか見てほしい」
そんなご不安がありましたら、ぜひ東村山市の「有限会社菊池工業所」へお気軽にお電話ください!
私たちは、地元の皆様の水回りのトラブルに長年寄り添ってきた「水道局指定工事店」です。水漏れなどの緊急のトラブルにはすぐに駆けつけます。
また、お客様のトイレの状態をしっかりと診断し、「ここはまだ使えるので修理で大丈夫です」「ここは危険なので交換をおすすめします」と、分かりやすく、正直にご説明させていただきます。
毎日使うトイレは、家族みんなが安心してホッとできる場所でなければなりません。
点検やお見積もりは無料で行っておりますので、「ちょっと見てもらうだけ」でも大歓迎です。トイレの寿命やトラブルで少しでも気になることがあれば、どうぞ安心してお任せください!
東村山市周辺でリフォームご希望の方はお気軽にご相談ください。
ご相談、現地調査、お見積り迅速に対応致します。
住まいの状況に合わせた改善方法をご提案いたします。
菊池工業所では、東京都東村山市周辺
埼玉県所沢市、清瀬市、東久留米市、東大和市、小金井市、小平市、西東京市などのリフォームを行っております。
電話(TEL:0800-222-5277)またはLINEにて、お問い合わせをお待ちしております。
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